火災感知器は、万一火災などが発生した場合、非常事態を住戸インターホン等から室内外に知らせると同時に、信号が防災センターを経由して警備会社および設備管理センターへ自動通報されます。
万一ガス漏れが発生した場合は、ガス漏れ検知器が作動。まわりにお住まいの方にも異常をお知らせするとともに、防災センターを経由して信号が警備会社および設備管理センターへ自動通報されます。
3口コンロと魚焼きグリルは、立ち消え安全装置が付いています。火が消えるとガスが自動遮断されます。
3口コンロと魚焼きグリルには、それぞれ一定時間で自動的にガスを止め、ブザーでお知らせする安全装置が付いています。
3口コンロには天ぷら油過熱防止装置が付いています。油が一定温度にまで上昇すると、自動的にガスを止めます。
タワー棟とレジデンス棟の間には、エキスパンションジョイントを採用し、接続部に無理な力が掛からない様に配慮します。
洗面化粧台の三面鏡収納の扉には、地震の揺れによって扉が開いて、収納物が落下しないように、耐震ラッチを設置。住まう方の安全に配慮しています。
万一の地震時に、玄関扉の枠が歪んでも、枠と扉の隙間を大きく設けることにより、扉の開放を容易にできるように配慮した対震ドア枠を採用しました。
非常時に備えて、屋上にヘリコプターのホバリングスペース(緊急救助用スペース)を設置しています。
災害発生時、バルコニーを通って下階に降りられるよう各階バルコニーの必要箇所に避難ハッチを設けました。避難ハッチのない住戸は、バルコニーの隔板を破って同一階で移動することにより、避難ハッチを利用することができます。
※一部緩降機となる箇所があります。
万一の火災に備えて、消防隊の迅速な消火活動をバックアップするために、地下に約100tの水を貯めることができる防火水槽を設置しています。
災害時に水道や電気などのライフラインが停止しても、生活するための雑用水を確保できる防災用の井戸を敷地内に設置する予定です(※1)。
※1:掘削状況により計画を中止・変更する場合があります。詳しくは係員にお尋ねください。
※飲料水としては使用できません。
※被災の状況により水が使えない場合があります。
地震などの災害時に万一停電しても、共用部の一部設備(保安用コンセント、エレベーターの一部、共用部照明の一部、共用部オートドアの一部、住戸への給水など)に非常用発電機から一定時間電力を供給します。
※被災の状況により電力を供給できない場合があります。
万一の災害時の避難路として特別避難階段を設置。その階段には扉付きの前室(付室)を設けて火災時の煙の侵入を低減しています。
※レジデンス棟を除く。
住戸には、熱を感知すると自動的に散水する、スプリンクラーを設置し、迅速な初期消火への対応を実現します。
非常用発電機から給水ポンプへの電力供給により、万一の停電時でも一時的に水を使うことができます。
※被災状況により水が使えない場合があります。
※水の使用可能な時間は非常用発電機の稼働時間内に限られます。詳しくは係員にお尋ねください。
災害時などに安全に避難できるようエントランス、各エントランス、エントランスホール前、1階・地下1階・地下2階エレベーターホールなどには強化ガラスを採用(一部除く)しました。強化ガラスは衝撃に強く割れにくい上に、万一割れた場合でも破片の角が鋭利になりにくいという特徴があります。
火災が発生した時、移動して消火活動ができる消火器が共用部の各所に設置されています。
火災が発生した際、周囲に知らせるための自動火災報知設備が共用部および専有部の各所に設置されています。
※火災によっては自動火災報知設備が作動しない場合があります。
避難経路の一部には非常用照明を設置。停電時に自動点灯し、より安全に避難できます。
災害時に敷地内の特定のマンホールのフタを外して簡易トイレ(非常用マンホールトイレ)を設置するだけですぐに利用できます。
停電時にライトが自動点灯するホーム保安灯を採用しました。コンセントから簡単に取り外せるので、非常時の携帯電灯としても使用できます。さらに、周囲が暗くなると自動点灯するナイトライト機能も付いています。
地震などの非常時に備え、防災備品をご用意しました。初期共助に使用する小型拡声器、救助用工具セット、救助用ロープ、スコップ、防塵マスクなどを備えています。また、災害時のライフサポート備品として救急箱、携帯電話充電・懐中電灯機能付き手回し充電ラジオ、カセットガス発電機、非常用ロウソク、飲料水用の折りたたみ式給水ポリタンク、災害用簡易トイレなども備えています。
エレベーター運転中に、地震管制装置が一定値を超えた地震の初期微動(P波)・主要動(S波)を感知すると、最寄階に速やかに停止します。また、停電した際には一旦停止後、停電時自動着床装置により、最寄階に自動停止し、さらに、天井の停電灯が点灯してエレベーター内を照らす他、インターホンが使用できるので、外部との連絡も可能です。
※エレベーター運転中に急速な大きい地震により、主要動(S波)[高]を感知した場合は、その瞬間に直ちに休止し、最寄階への移動や扉が開かない場合がございます。
お引渡し時に各戸へ防災リュックをお渡しします。難燃加工が施された非常持出袋に、災害保存用飲料水、長期保管が可能なパンの缶詰、防塵マスクに軍手、コンパクトサイズのサイレン付ラジオライト(電池付)、防寒効果があるので毛布やオーバーコートの代わりとして使えるレスキューシートが備えられています。
災害時に慌てることなく行動できるよう、住友不動産建物サービス(株)より「防災対策の手引」をお引渡し時にお渡しします。災害時伝言ダイヤルなどの緊急連絡先一覧や、ご家庭で備える防災備品のチェックリスト、避難経路の図示など、災害時の安心・安全をサポートします。