江戸時代、名古屋城下町に繋がる下街道と瀬戸街道の結節として多くの人々が行来する交通の要衝だった大曽根。明治以降、国鉄・名鉄「大曽根」駅や商店街の設置とともに市内でも有数の商業エリアとして発展しました。1997年のナゴヤドームの開場を契機に、地下鉄名城線「砂田橋」駅、「ナゴヤドーム前矢田」駅が次々と開業、2004年には国内初の地下鉄環状線※として整備。また2006年にはナゴヤドーム隣に「イオンモールナゴヤドーム前」がオープンし、「カルポート東」と共に「ナゴヤドーム前矢田」駅から直結するデッキで繋がり、大規模な複合施設ゾーンが誕生しました。2016年には名城大学キャンパスも開校し、商業施設や病院、学校、公共施設がベルト状に繋がるこのエリアに誕生する本物件は、この地のさらなる進化をリードする存在となります。
名古屋城の築城と共に、武家屋敷街として賑わいをみせたこの地は多くの歴史的建造物が残されています。町並み保存地区にも選ばれる白壁エリアはとりわけ豊かな情緒を魅せ、多くの名古屋財界人が集い永きに渡って繁栄を守り継ぐ伝統のエリアです。また、東区には尾張屈指の日本庭園が堪能できる徳川園などもあり、街の空気の中に先人達の物語と息吹が感じられます。
江戸時代に現在の「明和高校」の前身である藩校「明倫堂」が置かれた東区は、名古屋市内でも文教の薫り高いエリアです。愛知県内でもトップクラスの進学校として名高い「県立旭丘高等学校」、「東海中学校・高等学校」や「金城学院中学校・高等学校」をはじめ、長い歴史を誇る名門校までレベルの高い学 校が数多く点在する東区は、学びの伝統を今に受け継ぎアカデミックな気風を漂わせています。