GRAND CITY TOWER
TSUKISHIMA
GRAND DESIGN Concept
中央区アドレスを得て、壮大なスケールで誕生する再開発街区は、
地域に開かれた都心の庭であり、月島の未来を照らすひとつのマイルストーン。
求めたのは、水辺の街という財産を活かし、
より親水性を高め、訪れる人に心の潤いをもたらすような、拠り所となる場所。
超高層レジデンスでありながら、足元では地域と一体となる街づくりを行います。
空
Sky
周辺の高層建築群と調和したスカイラインを描く本プロジェクト。周囲へ配慮した建物ボリュームや配置計画を施し、月島の「水景」に広がる雄大な「空」を映し込む外観デザインとします。
水
Water
本プロジェクトは街の回遊性を高める計画。隅田川と西仲通り商店街を結ぶ動線を生み、新たな親水性を演出します。また、地域の緑環境の充実を図り、既存の緑を補完する植栽計画を施します。
人
People
低層部は、訪れる人を温かく受け入れるようなヒューマンスケールの外観デザイン。敷地内には、さまざまな“場”をちりばめ、賑わいから憩いまで多様な交流が生まれる空間を創出します。
GRAND DESIGN Concept
TSUKISHIMA Trinity
空
Sky
爽やかな風に、穏やかな水面。大小のビル群がパノラミックに広がる都市景観。
そんな風景の中に新たな象徴を築きたいと、私たちは思いました。
それは、東京湾岸のビル群と調和したスカイラインを描く超高層タワー。
大空と豊かな水景を写し込む外観デザイン。遠景として、蒼く澄みわたる新たな象徴です。
刻一刻と移ろう水景を、ガラスに写し込む。
大空と豊かな隅田川。この月島の財産を、外観デザインに取り入れます。
圧倒的なスケールと存在感を誇りながらも、周囲との調和を生む建築の美学がそこにあります。たとえば、圧迫感を軽減した建物ボリュームや各棟の配置。敷地の中央には高層棟を、街区の軸に対して主たる面を斜めに配置し、視線をずらしつつ余裕のあるセットバックを実現します。
駐車場を地下や建物内部に取り込むことによって、全方位での正面性を確保します。東京湾岸の新たな象徴として、美しいガラスのタワーが聳え立ちます。
頭頂部にかけて真っ直ぐ伸びるガラスカーテンウォール。時間の経過とともに移ろう、空の表情を悠然と写し込みます。
GRAND DESIGN Concept
TSUKISHIMA Trinity
水
Water
隅田川と朝潮運河に挟まれた月島は、水に囲まれた立地にありながら、これまでは日常に「水辺」を感じる機会が少ない街でした。本プロジェクトは、街を斜めに横断する新たな動線によって、西仲通りと隅田川をつなぐ計画。ごく自然に、隅田川テラスへと足を運べる新たな回遊性を創出します。
隅田川と朝潮運河に挟まれた月島は、水に囲まれた立地にありながら、これまでは日常に「水辺」を感じる機会が少ない街でした。本プロジェクトは、街を斜めに横断する新たな動線によって、西仲通りと隅田川をつなぐ計画。ごく自然に、隅田川テラスへと足を運べる新たな回遊性を創出します。
サクラやモミジなどの落葉樹や、タブノキやシマトネリコなどの常緑樹で彩る街区一帯。住民に限らず、地域の緑の癒しとなるように、広場の樹々や街路樹を植栽します。
建物2階部分には、爽やかさを感じる緑豊かな広場を設けます。ベンチで寛いだり散策したりと、思い思いの時間を過ごせます。また、広場の先は、隅田川テラスへ通じる歩行者デッキが整備され、親水性の高い構造となっています。
ナナミノキ
リブノキ
サルスベリ
シマトネリコ
ヤマボウシ
オオシマザクラ
GRAND DESIGN Concept
TSUKISHIMA Trinity
人
People
閉ざされたゲーテッドコミュニティではなく、ヒューマンスケールの外観デザインで、訪れる人を温かく迎え入れる、オープンな街を目指しました。
西仲通り商店街に面した広場は、地域コミュニティの中心となる場所。月島の下町らしさを表現した縦格子の壁面とシンボリックな樹木が特徴的な、地域に寄り添う広場です。
主要道路を軸に無数の路地が伸びる碁盤目状の街、月島。路地で育まれてきた地域コミュニティなど、月島ならではの文化を継承し、人と人とが出会い、交流する温かみのある街づくりを目指します。
月島が培ってきた路地文化に敬意を払い、商店街側に通り抜け空間を設け、突き当たる場所にコミュニティストリートを配します。また、ストリートの開けたオープンスペースには中木を配し、ほがらかな憩いを演出します。
LIGHTING DESIGN
商店街の活気ある街明かりと、水辺の落ち着きが同居した、月島らしい夜景を演出。
樹々のライトアップや行燈型ランプなど、下町の情緒を感じさせるライティングを施します。
街区内には、水を連想するブルーの光も取り入れ、日常に川のイメージを溶け込ませます。
住まう方だけでなく、地域全体の憩いの空間となることでしょう。
PAGE TOP