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LOCATION

土地区画整理事業※1で生まれ変わる街。

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HISTORY

江戸時代から交通の要衝として賑わった「登戸宿」。

「江戸名所図会巻之三」1834年長谷川雪旦画の一部を加工・国立国会図書館蔵

津久井道の宿場町だった「登戸宿」。

江戸時代、江戸と相模(現在の世田谷区方面と相模原市津久井方面)を結ぶ「津久井道」には、周辺の名産である禅寺柿や黒川炭、津久井の絹、また多摩川上流から流される木材や海路からの石材などが運ばれ、多くの人々が往来する街道でした。そんな「津久井道」の宿場町として発展した「登戸宿」。登戸はこのころから交通の要衝として賑わっていました。

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  • 小田急線開通、「稲田登戸」駅開業。

    1927年、新宿〜小田原間の小田急線開通と同時に、小田急線の五大停車場のひとつとして「稲田登戸」駅(現「向ヶ丘遊園」駅)が開業しました。またJR南武線は私鉄の南武鉄道として、小田急線と同じ年の1927年3月に「川崎」駅から「登戸」駅間が開通し、2年後の1929年には「立川」駅まで全線開通。1936年には小田急線との間に登戸連絡線が作られ、貨車などの相互乗り入れが始まりました。

REDEVELOPMENT

登戸土地区画整理事業

  • 2026年完了予定の土地区画整理事業が進行中。
    快適な街へと進化を続ける「登戸」。

    「登戸」駅南側から「向ヶ丘遊園」駅北側の約37.2haのエリアで進む土地区画整理事業。この事業は、幹線道路や区画道路、駅前広場といった主要な基盤施設の整備や3つの公園の新設などを中心とした総合的な土地利用と、川崎市北部の中心的な商業地区として商業やオフィス機能の強化を図るとともに、安全で快適な市街地の形成を目的とした事業です。現在、2026年の完了をめざして、整備が進められています。

    ※登戸土地区画整理事業(2026年3月完了予定)
    出典:川崎市ホームページ(2023年6月現在)

  • 登戸3号街区公園(約1,130m/徒歩15分)

登戸土地区画整理事業概念図

登戸土地区画整理事業概念図

街づくりの方針

  • 1登戸駅前地区

    都市機能が集積する中心商業地として多くの人が交流し、賑わう街づくり。

  • 2向ヶ丘遊園駅前地区

    都市機能が集積する中心商業地として多くの人が交流し、賑わう街づくり。

  • 3登戸駅・向ヶ丘遊園駅連携地区

    2駅周辺の中心商業地の機能を補完する多様な業種が立地できる街づくり。

  • 4界隈商業地区

    多摩区の文化・業務の拠点に相応しい、文化を感じる緑あふれる街づくり。

  • 5界隈共存地区

    多摩区の文化・業務の拠点に相応しい、文化を感じる緑あふれる街づくり。

  • 6住宅地地区

    住宅中心の調和のとれた街並みと公園などの緑のある落ち着いた街づくり。

登戸2号線沿道まちづくり

「登戸」と「向ヶ丘遊園」。
2つの駅をつなぎ、人々が回遊する通りをめざして。

「登戸」駅と「向ヶ丘遊園」駅をつなぎ、土地区画整理事業の中心となる「登戸2号線」。この通りではいま「多彩な人々を引き寄せ、人々が楽しみ、憩う通り」をコンセプトに、誰もが安心して歩くことができる幅広い車道・歩道の整備や、沿道にベンチなどを設置した交流の場にも活用できる空間づくりが進められています。

※登戸土地区画整理事業、登戸2号線沿線まちづくり(2026年3月完了予定) 出典:川崎市ホームページ(2023年6月現在)

  • 出典:川崎市ホームページ(2023年6月現在)

  • 出典:川崎市ホームページ(2023年6月現在)

※1.登戸土地区画整理事業(2026年3月完了予定) 出典:川崎市ホームページ(2023年6月現在)
※距離表示については地図上の概測距離を、徒歩分数表示については80mを1分として算出し、端数を切り上げたものです。
※掲載の登戸土地区画整理事業概念図は一部道路・施設等を抜粋して表記しています。
※掲載の写真は2023年6月撮影。
※掲載の情報は2023年4月現在のものです。