ZEH-M Oriented｜住友不動産

住友不動産は、今後供給する新築分譲マンションで省エネ性能「ZEH-M Oriented」を標準仕様化します。

※2021年10月以降に設計・開発する物件。JVなど一部物件を除く。

Image

住友不動産では、新築分譲マンション供給における脱炭素への取り組みとして、居住性を確保しながら省エネ効果を高めるための努力を重ねてきました。政府は、2030年に目指すべき住宅の姿として“新築住宅はZEH基準の水準の省エネ性能が確保されること”としており、このたび当社では今後、設計・開発する分譲マンションにおいて、省エネ性能「ZEH－M Oriented」を標準化してまいります。

※2021年10月以降に設計・開発する物件。JVなど一部物件を除く。

「ZEH」は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略であり、外壁など外皮の断熱性能等を大幅に向上させ、高効率な設備システムなどを導入し、「省エネ」を実現した上で、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅です。また、一次エネルギー消費量の削減する段階毎に基準が設定されました。当社が標準化する「ZEH－M Oriented」は、強化外皮基準（断熱性能）を満たし、省エネによる一次エネルギー消費量を現行の省エネ基準値から20％削減とする基準です。

■住棟での評価

外皮断熱性能	省エネ率^※2	目指すべき水準
強化外皮基準（ZEH基準）	20％以上	6階建て以上

出典：集合住宅におけるZEHロードマップフォローアップ委員会「集合住宅におけるZEHの設計ガイドライン」

※2：再生エネルギーを除く

断熱性の大幅な向上

■エネルギーを極力必要としない

IMAGE

省エネ設備の導入

■エネルギーを上手に使う

「断熱性の向上」と「省エネ設備の導入」により住棟全体の年間エネルギー消費量合計20%以上削減するZEH-M Orietedマンション

建設現場の「グリーン電力化」を要請

Image

「ZEH-M-Oriented」の標準化を進めるとともに、建設現場において事業パートナーである建設会社に対して、現場で使用する電力のグリーン電力化に積極的に理解を求めることといたしました。対応手段を持たない建設会社には、グリーン電力導入の対応を可能とする枠組みを提供して、協力を要請してまいります。この取り組みにより、今後の新築分譲マンションの脱炭素化を推し進めてまいります。